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秋の散歩、心の散歩

三週連続で小劇場の舞台に足を運んだ。
先週は龍昇企画、前川麻子作演出のモグラ町1丁目7番地を
見に駒場東大前こまばアゴラ劇場へ。
駅を降りると井の頭線らしさが匂い、
珍しいほどしっそりとしたのんびりした町並みである。
お芝居の方も寂れた街が舞台であった。
回りには誰も住んでいない母と娘の住む公団住宅も取り壊されることとなったが、
母の軽い怪我がもとで普段のボケ症がひょんなことから尾ひれがついて
若年性アルツハイマーと大騒ぎ、
上の四人兄弟がきしくも一堂に顔を合わせることとなるがなんとも情けなく、
話はさらにとんでもない方向へ。
ささいな取り留めのない会話の中に様々な現代の問題が潜み、
中年になってなお情けなく呆れるそれぞれの生き様は笑いながら笑えず、
しかし夢を追い誰もが必死に何かをつかもうとしている。
まさに今の自分ではないか?
若手からベテランまで個性豊かな役者の呼吸、間が心地良く、
アコースティックベースと鍵盤の生演奏が素敵な空間を作っていた。
塩野谷さんはこういう芝居でも自分のオリジナリティを芝居の中に
しっかりとキープしながら役柄をこなしていて関心してしまう。
時に作品や演出に縛られて人形になってしまうことは、
舞台ばかりでなく、映画やテレビでも同じだ。
いやむしろそうした環境の中では器用な人形が好まれることも多いだろう。
しかし作品を作るのはあくまで俳優という生身の人間である。
夜は日本シリーズテレビ観戦。





先週、今週と買取りがいろいろありましたんでお知らせしておきます。
ジャーマンロック、イタリアンプログレが100枚くらい出ます、
ほとんどがドイツ、イタリア、UKオリジナルプレス、期待してね!






日本シリーズの熱い戦いに胸を焦がしたこの一週間でもありました。
浅尾よ、来期はさらに強くなって帰って来いよ。






月曜の夜はバーミーで丸山君と飲む。
前回のブログで滅多切りにしてしまったエロチカであるが
少なからず当たっていたようである。
1番問題なのは感性が錆びることかな?
でも50過ぎたら他人はいいよ、自分が信ずる道を突き進むのみ。
まあそこに利害が発生する場合いろいろあるわけでしょうが。







火曜は天戸日和 第2回公演「海と日傘」作/松田正隆 演出/田中麻衣子を
見に神楽坂のシアターイワトへ。
モノトーンの舞台、シーンの合間をハーモニカの音色だけが繋ぎ、
全編九州の方言で進行する台詞芝居。
長崎の片田舎、作家で教員の夫と病を患う妻、
それは原爆の後遺症であるらしい。
医師に余命三ヶ月を伝えられながら静かに生活を続ける2人、
それをあたたかく見守る周りの人々。
秘めたる恋、嫉妬、死を待つ者、死を見取る者・・・
非常に難しい芝居ではあるが役者冥利な作品であろう。
作家の妻役の女優さんは美しく魅力がありすぎる分、
嫉妬の対象となる二人の女の存在が曖昧になった気がする、
これってちょっと失礼か、すみません。
主役の二人にはまだまだ舞台に描ききれない部分もあったように思うが
再起した鈴木君に拍手を送ると共に今後の活動に期待します。
かんのはいい味出してて笑わせてくれたし
久しぶりのストレートプレイに心洗われました。
帰りは神楽坂を下りながら花街の匂いがかすかに残る料亭の点在する
狭い坂道を探索、飯田橋駅周辺の木々の紅葉を眺め
大学時代に行った沖縄居酒屋『島』で酒を飲む。
K1

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コメント

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無題

島ッ !懐かしいっすネ~今思えば、沖縄Moveの先駆けです。泡盛にミミガ~角煮つまみに(笑)テンパリっ良くやらかしました(汗)

そこには先輩中西さんが居たりトシエちゃん(哀愁)が居たりして…芝居、バンド仲間とも談義した場所でしょう〇

役者をやりたい!復活したい!気持ちは誰にも止められません!許容範囲(店)の許す限り…容認して切り盛りしてくれるスピ女房の復活を待ちましょう◎