2017/05/06 楽塾創立20周年公演 『すももももももモモのうち』

昨日は流山児さんから
『座高円寺でやるからシンド―来い!』
と熱いラブコールを送られ
楽塾創立20周年公演
『すももももももモモのうち』観劇
RAKUJUKU3
楽塾は流山児事務所とは別に
45歳以上の一般の人を集めて
時間をかけて少しずつ
いかに一本の芝居を作るか?
を出発点に誕生ということらしいが
それを20年続けてきたことにまず敬服
普段は劇場に足を運ばない人々にも
芝居で元気を与えよう!
という発想が素晴らしい
音楽や芝居が持つそうした力は
デジタル化が進み、
世の中が変に合理化画一化され
あらぬ方向へ悪くなっている今だからこそ
必要なんだ
RAKUJUKU2
オープニング
騒々しくも俳優たちの暗示的な動作
照明と音楽
そこには決して若くも美しくもないが(失礼)
キラキラした表情の中年壮年の役者たち
とりとめもない大騒ぎのくり返しは
やがて物語を紡ぎ出す
架空の街はお金はないが
みんな仲の良い人間味あふれる人々の
集落であったが
自分たちの欲望のため
他人の時間を奪う時間泥棒『灰色の男たち』によって
時間に追われるギスギスした夢の希望もない
街に変貌してしまう
どこからともなく現れた
貧しいが不思議な力を持つ
もじゃもじゃ頭のモモは
変わり果てた人々を元に戻そうと
"時間の溜まって箱"を手に
『灰色の男たち』と戦う決意をする
佃さんの本は時間貯蓄銀行、
時間の花、時間のキャンディーなど
時間というキーワードを軸に
現実問題として
時間にあくせくすしているであろう観客を
自らに当てはめさせて追い込んでは
物語をクライマックスまで加速させた
主人公モモは舞台上の様々な役者たちによって
演じ継がれていく
そしてモモは誰の心の中にもいる
架空の主人公だった・・・
演技の枠を超えたエネルギーが
キラキラと輝いてとてもまぶしかった
生き生きしたした表情が
照明よりも明るく客席に跳ね返った
おれは手探りで芝居を作ってた
竹内演劇研究所時代を思い出した
竹内敏晴先生は演劇を志す者たちでだけでなく
心や身体にハンデを追った迷える子羊に
門戸を開き、演劇の力で自己再生を試みた方だった
だから俺たち俳優志望よりユニークで
自由な発想を持った人にいっぱい出会った
舞台やコンサートを見に行くと
高いお金を払って
目の前で行われていることも見ずに
すごいものを見てるんだと錯覚している
お客さんにずいぶんと出会う
いいのか?悪いのか?
おもしろいのか?つまらないのか?
自分で感じればいいのに
去年のディラン公演なんかまさにそうだった
ディランは過去の名誉に媚びることなく
今の自分を歌うことを恐れない人
同窓会はやらないのだ
だから満足しない人もいるだろう
自分が過去に聞いてきた
マスコミのうんちくに踊らされて
ディランを勝手にわかろうとすんなよ!
今のディランを味わえよ!と
その点
昨日の客席のお客さんの雰囲気は
やわらかくてあたたかく
忘れられた劇場の原型を見た気がした
みんなが心から笑い、声をかけ
誰もしゃちほこばることなく
お芝居を楽しんでた
流山児さんはやっぱりすごいな!
RAKUJUKU1
終演後お会い出来て声をかけていただいた
おいらよか12コ上だけどすこぶる元気
あと30年はいけるな
いいエネルギーもらいました
こら負けんようにがんばらにゃあ!
*画像拝借しました
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