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◆ジミヘンドリックスの想い出◆

ジミヘン
◆ジミヘンドリックスの想い出◆
ジミヘンを初めて聞いたのは
1970年9月18日以降
つまり、亡くなってからラジオで特集されて
聞いたわけである
第一印象は歌が下手だなあと思ったこと
今までビージーズやモンキーズ、サイモンとガーファンクル
などを好んで聞いていた俺にはディランみたいに
崩した歌い方の良さはわからなかった
とにかくメロディの美しくて
歌がうまいバンド、歌手が好きだった
ジャニスは死後すぐMOVE OVERが出たけど
ジミは特にシングルヒットはなかった
日本の1970年当時ってのはやっとリアルタイムに
洋楽のヒットチャートが流れ始めたころで
たとえば1967~69年ころに過渡期の音楽事情は
よほど注意を払って集めなければわからなかったわけ
だからジミヘンもクリームも、フィードバックを効かせた
ギターソロの醍醐味のかけらもなく
まだグループサウンズでテケテケって感じ
ダイナマイツとかゴールデンカップスの後期なんて
異端であって一般的には入ってこなかったな
ところが1971年になってB.B.KINGに始まって
B.S&T、フリー、シカゴ、グランドファンク、ツェッペリンが
タテ続けに来日してアンプリファイドされたロックの衝撃が
一気に日本を襲った
もうぺけぺけのギターサウンドがダサさの極みになった
ジミヘン、ジャニス、ジムモリソンと60年代ロックの象徴的存在が
若くして相次いで亡くなったけど
皮肉にもそれが、60年代の遺産を継承する
70年代ハードロックの普及に大きく貢献することになった

ここで以前書いたブログ『EXILE ON MAIN ST. が出た頃』から
少し引用してみよう
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
俺にとっては1971年~1972年という時代に吸収した同時代の音楽、ロック、ポップス
と当時の日本の空気感、音楽や映画に導かれた憧憬としてのアメリカ、イギリス、
その他のジャズやブルースとの出会いがもたらした新鮮な驚き、歌謡曲に近親憎悪しながら
日本語で歌われるオリジナリティとしてフォークや黎明期のロックバンドの音に
身を焦がした日々は、80年代以降の欧米ロックの下地が出来上がってしまった時代には、
到底味わい知れない未知の体験の連続だった。

1971年に日本で発売された主なアルバムをあげてみた。
当時は世界同時発売ではないから
数年遅れてリリースされたものもある。
しかしそれが日本でリリースされ
ラジオでオンエアされれば時代の音になる。

THE BYRDS / UNTITLED ALBUM
LED ZEPPELIN / Ⅲ
LED ZEPPELIN / Ⅳ
HUMBLE PIE / ROCK ON
JOE COCKER / MAD DOGS & THE ENGLISH MEN
DELANIE & BONNIE / TO BONNIE FROM DELANIE
BOB DYLAN / NEW MORNING
PINK FLOYD / ATOM HEART MOTHER
RINGO STARR / SECOND ALBUM
NEIL YOUNG / AFTER THE GOLD RUSH
JAMES TAYLOR / SWEET BABY JAMES (アメリカでは1970)
JAMES TAYLOR / MUD SLIDE SLIM
C.C.R / PENDULUM
DEREK AND THE DOMINOS / LYLA AND OTHER ASZSORTED LOVE SONGS
GEORGE HARRISON / ALL THINGS MUST PASS
JOHN LENNON / THE PLASTIC ONO BAND
JOHN LENNON / IMAGINE
TEN YEARS AFTER / WATT
LAURA NYRO / CHRISTMAS AND THE BEADS OF SWEET
CHICAGO / Ⅲ
ELTON JOHN / 3
POCO / LIVE POCO
GRATEFUL DEAD / AMERICAN BEAUTY
THE KINKS / LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND PART 1
FREE / HIGHWAY
FREE / LIVE
JIMI HENDRIX / CRY OF LOVE
LENARD COHEN / SONG OF LOVE AND HATE
SYD BARRETT / BARRETT
VAN MORRISON / DOMINO
THE ALLMAN BROTHERS BAND / IDOL WILD SOUTH
THE ALLMAN BROTHERS BAND / LIVE AT FILLMORE EAST
BAD FINGER / NO DICE
JANIS JOPLIN / PEARL
JOHNNY WINTER AND / LIVE!
CURVED AIR / AIR CONDITIONING
NILSON / SINGS RANDY NEWMAN
TONY JOE WHITE / TONY JOE WHITE
THE ROLLING STONES / STICKY FINGERS
CACTUS / SECOND
DAVE MASON MAMA CASS / MASON & CASS
PAUL McCARTNEY / RAM
THE DOORS / L/A/WOMAN
KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON
RY COODER / RY COODER
AL COOPER / NEW YORK CITY(YOU'RE A WOMAN )
VAN DYKE PARKS / SONG RECYCLE
JONI MITCHELL / BLUE
BLACK SABBATH / MASTER OF REALITY
ROD STEWART / EVERY PICTURE TELLS A STORY
DEEP PURPLE / FIREBALL
EMERSON LAKE & PALMER / TARKUS
THE WHO / WHO'S NEST
T REX / ELECTRIC WARRIOR
DAVID BOWIE / HUNKY DORY
CAROL KING / TAPESTRY
FAIRPORT CONVENTION / FULLHOUSE
YES / FRAGILE

今、全時代を通して選ばれるロックアルバム100の中の
へたすれば70%が
この年にレコード屋で売り出されたものだ。
(ここにはソウルアルバムを入れていないにもかかわらずだ。)
それらはラジオで頻繁にオンエアされ俺は夢中で
聞き耳を立ててロックをポップミュージックを
貪っていた事実をわかっていただけるだろうか?
70年にビートルズが解散、ジミヘンが死に、
そして71年にはビートルズ各メンバーが揃って
ソロアルバムを出し、
ジャニスが、ジムモリソンが死んだ。
ベトナム戦争真っ只中のアメリカ、
70年安保と挫折、三島由紀夫割腹自決、よど号ハイジャック
と刺激的事件の続いた1970年に比べ71年の日本は静かであったのかも知れない。
72年には赤軍と浅間山荘事件があり、
沖縄が本土に返還された。
GSブーム終焉、カラーTV、カップヌードル発売、Gパン&Tシャツ、長髪が若者のファッションに。
しかし日本人はまだまだ外国に劣等感を抱いていて今よりまじめで勤勉であった。

たとえライヴを体験しなくとも、全てを聞いていなくとも
空気を共有出来るアルバムたち。
政治や文化、音楽は密接に時代と絡み合っていた。
その空気は、音楽、ロックという先進的な音楽に顕著に表れ、
幼い子供にも敏感に響いた。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ジミのギターに興味が湧くまで少し時間がかかった
71年のシカゴとZEPの来日でハードロックに目覚め
中一の3学期にクリームを買って以来
ハードなギターサウンドの刺激を追い求めるようになる
ジミの死後、ジミのレコードが
毎月のようにリリースされていた
ジミの音楽もサイケデリックなブルースロック志向から
ブラックロック~ファンク路線へ移行しようとしていた
それが死後未完だった残った音源を編集した
“CRY OF LOVE”であり、
ジミヘン2
死ぬ3週間前、最後のライブとなった
ワイト島コンサートの音源を収めた
“ワイト島のジミヘンドリックス”であり
中二になってから初めて買ったジミのアルバムで
当時新譜として出たものだった
ジミヘン3
そこには彼が求めたブラックロックの片鱗が伺える
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