ローリングストーンズ 3/6 最終公演 華麗なる賭け 後編

華麗なる賭け 後編


It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
テンポこそスローながら
得意のシャッフルを響かすキース、
ミックがステージ中を駆け回り、
オーディエンスを扇動する。
2014dome7

Respectable (Fan vote – with Tomoyasu Hotei)
布袋がゲストでロニー、布袋、キースの順にソロ回し。
チャーリーは衰えを感じさせない安定したプレイで
ベースのダリル・ジョーンズと共にリズムを支えた。
ストーンズはキースのリズムギターを中心に組み立てられた
特殊なバンドサウンドを持つ。
しかし今のキースにはむらがある分、
リズム隊は以前以上にサウンドの骨格を支えないと
だらしないへたくそバンドに成り下がってしまう。
Honky Tonk Womenでは、
日本仕様のコミカルでエロティックなアニメが
曲に合わせて流れ、リラックスしたムードが会場を包む。
そのムードはバンド・イントロダクションへ。
最後にキースが紹介され、
満面の笑顔とともに
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
アブダビ、日本の初日と2回続けてイントロをとちったのが嘘のように
軽快なミディアムテンポに載って力強いヴォーカルを披露。
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
今回の目玉、お目当てのミック・テイラーの登場に場内が沸く。
彼のギターの音色と華麗なソロは、
会場の空気を一気に変えた。
シャイな彼がミックのヴォーカルと絡むなんて、
まるで家族の成長物語を見るようで
微笑ましくも、泣けた。
ミック・テイラーのゲスト参加はロニーには
よほど刺激にになったようで、
ここ最近のヘロヘロなソロは影を潜め、
近年にない充実したプレイは随所で気迫が感じられた。
最後のソロではテイラーを凌ぐ素晴らしいソロを聞かせてくれた。
パーティー気分のMiss You
エキゾティックなPaint It Black
カラフルなサウンドはドームを一体に。
ここから黄金にレパートリーで
一気にエンディングまで突っ走る。
Gimme Shelter 
リサ・フィッシャーが中央のステージでミックを迫力のデュエット。
Start Me Up
ストーンズ・カッティングの真髄
Sympathy For The Devil
ミックの存在感でグイグイ引っ張る。
Brown Sugar
立錐の余地もなく埋め尽くされたドームは
これまた紛れもないストーンズ・ワールドに
熱狂する。


ENCORE

日本人の合唱隊がステージの両脇に配し
オリジナル・ヴァージョンを再現した
You Can’t Always Get What You Want
は極めて感動的。
初めて買ったストーンズのLP“LET IT BLEED”
中2の時の想い出が甦る。
恐ろしいエネルギーが詰め込まれたアルバムの
エンディングを飾るロックオペラ。
42年という歳月がズシリと重く、
実はあっけなく通り過ぎた過去の記憶が
心地良く脳裏を駆け抜ける、この曲とともに。
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)
ラストは青春のフラストレーションを
ぶつけるようにミックが渾身のエネルギーを
振り絞って歌いきる。
最後の最後、ステージ中央でこれでもか、これでもか、
とシャウトする姿は、
同窓会でも金儲けツアーでもない
72歳のロックヴォーカリストの意地を見た。



今回の極東ツアーは前半のヤマ、
ジャパン・ツアーを終え、
3日後には中国公演、
そして1週間の休みと
移動を経てオーストラリアへ。







the Rolling Stones' "14 on Fire" tour dates so far:

2/21 Abu Dhabi, United Arab Emirates – du Arena (Yas Island)
2/26 Tokyo, Japan – Tokyo Dome
3/4 Tokyo, Japan – Tokyo Dome
3/6 Tokyo, Japan – Tokyo Dome
3/9 Macau, China – Cotai Arena
3/19 Perth, Australia – Perth Arena
3/22 Adelaide, Australia – Adelaide Oval
3/25 Sydney, Australia – Allphones Arena
3/28 Melbourne, Australia – Rod Laver Arena
3/30 Macedon, Australia – Hanging Rock
4/2 Brisbane, Australia – Entertainment Centre
4/5 Auckland, New Zeland – Mount Smart Stadium
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