今日のオープニングB.B.KING / THE BEST OF B.B.KING ORIGINAL TAKE

今日のオープニングは

THE BEST OF B.B.KING ORIGINAL TAKE
ORIGINAL2


まあ、まずB.B.の代表作ってことになると
スタジオなら"JUNGLE"ライヴなら"AT THE REGAL"
ってことでスマホでB.B.探すヤツはみんなそっちに
集中しちゃうから
おいらはこれからいくぜ!


RPM/KENT録音のオリジナル・テイクで収録した
B.B.のベスト・オブ・ベスト。
全ギタリスト、全ヴォーカリスト、
全ブルース・ファン垂涎の1枚。
こいつは日本で編集された
51年から60年初期までのベストで
後にホーンをダビングしたテイクを排し、
オリジナル・テイクに拘ったところに
日本のブルース関係者の面目躍如があるよ。
このアルバムは、
B.B.が影響を受けたギタリスト、ソングライターなどの
痕跡を辿ることも出来るから
おいらにとってはバイブルみたいなものなんだ。


アルバムは、
B.B.の最初にして最大のヒット、
3 O'CLOCK BLUES でスタート。
モダンなタッチの仕上がりの中に
独特のブルージーなムードが支配していて
たまらなく魅力的。
流れるようなチョーキング、ゆったりとしたタメ、
彼が編み出したスクイーズギターに言葉がない。
同時期のシカゴのギタリストと比べても
惹きつけを起こしたようなバディ・ガイBuddyGuyのギターを
別にすれば向かうところ敵なしのテクニック。
チョーキングヴィブラート、流れるような運指、
数少ないポジションで様々なフレーズを生み出す
アイディア、ハンマリング・オン、プリング・オフといった
その後のロック・ギタリストの必須テクニックとなる技まで
惜しみなく使ってダイナミックかつ繊細な感情表現を
するB.B.のギターには脱帽するしかない。
T-BONE WALKER 風のミディアムナンバー
YOU UPSET ME を挟んで
テンポを早め、ライヴのオープニングの代名詞となった
EVERYDAY I HAVE THE BLUES
これまたライヴの定番SWEET LITTLE ANGELが続く
ヴォーカル、ギターとも素晴らしく、
見事にまとめ上げられた
曲の構成力はB.B.の旺盛な創作意欲を感じさせてくれる。
4曲目もT-BONEの影響がもろに出たミディアム
BAD LUCK、
そしてじっくりと歌い上げ、
やり場のないジレンマを
高音の狭いポジションのソロで巧みに
聞かせる
TROUBLES,TROUBLES,TROUBLES
でA面を締めくくる。



B面に入ると
イントロのギターから
B.B.の完成されたブルース・スタイルが存分に楽しめる
SWEET SIXTEEN
ですっかり気分は高揚する。
ジミヘン、ストーンズほか
ロック・ミュージシャンが好んで取り上げる
ROCK ME BABY
でさらにアゲアゲ、
むせび泣くギター、これぞB.B.の真骨頂、
BLUE SHADOWS
が続けば、家で聞いてたら
さぞ酒が進むことだろう。
ロック・オペラTOMMYでも挿入され、
CLAPTONが歌ったサニーボーイⅡの
EYESIGHT TO THE BLIND では
ブレイクを入れ、
吠えるようにシャウト。
最後は、
近年CLAPTONがブルース・カヴァー・アルバム
FROM THE CLADLE でも取り上げた
貫録のFIVE LONG YEARSで幕を閉じる。
なんとも名曲、名演のオンパレード、
桁違いの迫力で、B.B.の全盛期の実力と
改めてその築き上げたブルース・スタイルの
影響力を感じざるを得ない、宝物のような1枚である。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント