2016/01/13 今日のオープニング

今日のオープニングは
2016/1/10 この世から宇宙に還ったボウイを偲び
DAVID BOWIE / STATION TO STATION
STATION11

このアルバムは
前作"YOUNG AMERICAN"は
フィラデルフィア・ソウルの本拠地
シグマ・サウンド・スタジオsigma sound studios philadelphia
で録音され、ソウル、ディスコ・サウンドをたっぷりと吸収した
新しいアプローチであり
アメリカ進出は大成功に終わるが
本作はさらにソウルミュージックを独自に昇華した
ハイスペックなファンクサウンドを構築し
ブラック・ミュージックからの影響を見事に血肉化している
STATION3

一方で
ブレヒト、クルト・ワイル、サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエルなど
ヨーロッパ文化の影響がサウンドや詩にうかがえ
ヨーロッパ傾倒の予感がすでに感じられる
一筋縄ではいかないアルバムだ
STATION4

それにしてもサウンドの作り方がめちゃくちゃかっこいい
オープニングのタイトル・ナンバーのイントロ1分20秒
イメージを想起させる演劇的なSE
ギターのフィードバック・ノイズに導かれ
ピアノ、ベース、ドラム、リズム・ギターが
徐々にインしてきて重たいファンクサウンドがうねり出す
ヴォーカルがはいるのは3分16秒
切ないメロディのサビから後半はポップな展開になり
昂揚感を伴ってクラシックなロックリズムも絡めながら
サウンドと歌が一体となって転がっていく
センシティヴな感性を存分に発揮した
10分12秒は決して今も色褪せないのは
一分の余地もない切れたセンスのなせる技だろう
そして②ヒット・シングル『GOLDEN YEARS』のゴキゲンなビート
③は或る意味内省的部分も含むゆえ飽きがこないのかもしれない
このアルバムを象徴する小品だが
シンプルなファンク・ビートが違和感なく同居している
最大の聞き物は⑤STAY
ファンキーなリフにドラムとベース
そしてシンセが作り出すイントロ、1分17秒の恍惚
ジギー・スターダストがロックンロールリフに乗って旅に出たあのとき
誰がこのファンクビートに身を揺らすボウイを想像出来ただろう
STATION2

このCDにはボーナス・トラックとして
1976年のThe David Bowie Isolar – 1976 Tourからナッソーコロシアムの
ライヴから
WORLDNAWING、STAYを収録している

とりわけSTAYは当時のボウイの創作力が
ピークに達していたことで
それがライヴでも発揮されていたことを物語る
図抜けたファンクチューンになっていて壮絶
4分55秒から始まるStacey Heydonのエキサイティング
この上ないソロは
まさに神がかってる
聞きしに勝る出来
ロック史に残る名演だろう


Band (Raw Moon)

David Bowie —- Vocals, saxophone
Carlos Alomar —- Rhythm guitar
Stacey Heydon —- Lead guitar
George Murray —- Bass guitar
Dennis Davis —- Drums
Tony Kaye —- Keyboards


★今日はゴメン、手持ちのCDで失礼します。
大学のころかなあ
大塚名画座に
ニコラス・ローグNicolas Roeg監督の
地球に落ちて来た男
The Man Who Fell to Earth
を見に行った時
幕間に流れていたのがこのアルバムだった
映画は前衛アート感たっぷりで
当時のおいらにはさっぱりわかんなかったけど
あそこでかかってた"STATION TO STATION"は印象深く
すぐレコードを買った覚えがある
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