ボブ・ディラン・ジャパン・ツアー2016.4.26 オーチャード・ホール前編


BOB DYLAN AND HIS BAND / JAPAN TOUR 2016
APRIL 26TH 2016 ORCHARD HALL ,SHIBUYA,TOKYO,JAPAN
◆前半◆

1941年5月24日生まれ
もうすぐ75歳を迎えるディランが
8度目の来日
約1カ月日本に滞在し
追加、再追加も含め
16公演を敢行、
残りもわずか3公演となった
4月26日渋谷文化村 オーチャードホール
に足を運んだ
前回、前々回はZEPP東京だっただけに
客席の雰囲気はガラッと変わった
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なにらやマカロニ・ウエスタン風な
アコースティック・ギターのインストが流れ、
暗転の中、メンバーとディランが登場、
いつものように旅芸人をイメージするような
シンプルな舞台
黒幕の前に6人のメンバーが
ピンスポットを浴びてクッキリを浮かび上がる
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左から
Stu Kimball - rhythm guitar
George Recile - drums
Tony Garnier - bass
Bob Dylan - vocal & piano harmonica
Charlie Sexton - lead guitar
Donnie Herron - banjo, violin, mandolin, steel

スティール・ギターののびやかなトーンが
哀愁を奏で、歯切れの良いドラムと
きびきびとアクセントをつけるベース
アコギとチャーリー・セクストンのエレクトリック・ギターという
布陣をバックに快調に滑り出すディラン
①THINGS HAVE CHANGE
バック・スクリーンに縄のような模様が映し出される
②SHE BELONGS TO ME
アルバム"BRING IT ALL BACK HOME"からのナンバーは
カントリー風味に味付けされ
中間部と後編部にハープソロが用意された
ラテン・フレイバーのマイナーコードが印象的な
③BEYOND HERE LIES NOTHIN'
"TOGETHER THROUGH LIFE"の
オリジナルよりもブルース色が後退し
ディランはピアノで二つの単音をリフレインする
お得意のソロをいれる
ここでスティール・ギターに導かれてゆっくりとムーディに
昨年の"SHADOW IN THE NIGHT"から
シナトラ・カバー④WHAT'LL I DOを
じっくりと歌い上げる
チャーリー・セクストンは
GIBSON BROWN SUNBURST LES PAUL STANDARD
から
COLLINGS BLACK LES PAUL
へギター・チェンジ
軽やかなスティールにのせ、
ロカビリー・ビートがゴキゲンな
"TEMPEST"のオープニング・ナンバー
⑤DIQUESNE WHISTLEが場内の
温度をグッと引き上げホットにする
⑥MELANCHOLY MOODでは
バックに大きな雪のような模様が
描かれ旅芸人たちは
どこか異国の彼方へ僕たちを誘う
それはまるで黒い幕を剥ぎ取ると
そこに見知らぬ荒涼とした大地が広がるように
➆PAY IN BLOODでは
照明が市松模様のように変化する
"TEMPEST"からのナンバーで
アクセントを強く付けたサビと
力強いドラムが印象的
⑧I'M A FOOL TO WANT YOU
これまた切なくもメランコリックなムード漂う
シナトラ・カバー
⑨派手なシンバル・ワークが高揚感を後押しする
"THAT OLD BLACK MAGIC"
ディランのヴォーカルも力強く響く
前半ラストは
⑩TANGLED UP IN BLUE
サビを重ねるたびに
ディランの熱が場内に伝わる
ハープの音色が心地良い
チャーリーはリップ・スティックの
ストラトでバックアップ
ここで20分の休憩が入る
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会場の中で感じたことは
年配層が目立ち、まるでクラシックのコンサートのようで
身体で聴こうとせず
頭で聞こうとしていた
何か居心地が悪かった
堅苦しい会場の雰囲気も
そうしたムードを助長させた
音楽にのめり込んで楽しむというより
ディランの歌に距離を置いて
見てしまうというか
ありがたがって中身を見ないで
神棚にしまっておこうとするような
そんな雰囲気があった
てか聞いててもわかんないのかも?
ディランというレッテルを貼って
それを観賞しているようにも思えた
次回は後半へ



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